自営業はよく「体が資本である」といわれます。
会社組織にして自分以外の従業員が業務を遂行してくれている場合は、もし自分が入院をしても会社は回りますが、私たちのようなひとりビジネスを展開している零細自営業が入院でもしようものなら、たちまち収入にも影響が出ます。
自営業の家庭に育った私は、幼いころ、父親が高熱を出して寝込んでも翌朝には熱で赤い顔をしながら仕事に行った姿を強烈に覚えているので、現状は健康でありながらも、体調管理には人一倍気をつかっています。
今日は体調管理について、サラリーマンと自営業を比較しながら書いてみます。
サラリーマン時代の体調管理
サラリーマン時代は毎年、誕生日の前月に会社が費用を負担してくれる健康診断を受けていました。これが唯一の体調管理であったといえます。
はじめての健康診断は小さな町医者で
大阪の中心部である梅田というところで勤務していたのですが、入社直後に向かった健康診断の実施場所はビルの谷間にうもれた、それはそれは小さな町医者でした。
ドアを開けて受付に向かうと、その横の部屋はどうやらレントゲン室のようです。
放射線をあつかっていることがわかる標識がドアにはられていたのですが、私より先に入った方がレントゲンを撮ってもらっているようです。
なんと、ドアはあけっぱなしでした。しかもそのドア、木製ドアです!
大きな病院だと重厚な金属製の扉でレントゲン室は仕切られているものですが、その病院の大胆さに驚きました。
大丈夫かな、このお医者さん・・・と思いつつ、落ち着かない心境で健康診断を受けていましたが、立派な設備はどこにもなく、なにやら普通に風邪をひいてお医者さんにみてもらっているような感覚でした。
さすがに苦情があったのか・・・
翌年からはアクティ大阪という大阪駅直結のビルにある健康診断センターで受けることになりました。同僚からの苦情でもあったのでしょうか。ちなみにアクティ大阪は、最近サウスゲートビルと名前を変えたようです。
健康診断で着る、あの独特の白衣のようなものを身につけて流れ作業のように健康診断は進んでいきます。
各工程別に部屋がわかれており、問診票を総合受付に提出すると各部屋から順番に呼ばれて健康診断を終えました。
会社で受ける健康診断は従業員に受けさせることを会社が法律で義務付けられているので、強制的に毎年受けることになります。
積極的に病院に行きたい人はそれほど多くありませんよね。私も病院、特に歯医者が苦手です(笑)
自営業になってからの体調管理
会社員時代は毎年受けていたそんな健康診断。思えば自営業の道を歩み始めてからは一度も受けていません。(本当は受けなければなりません)
退職してから今日まで病院にかかったといえば、コンタクトレンズを新調するときの眼科検診くらいです。
私も生活習慣病にならないように体調管理には気を配る必要がある年齢になりました。
輸入ビジネスを知っていることのメリット
その一環として、アメリカからサプリメントを定期的に取り寄せて服用しています。
輸入ビジネスに携わるようになったので、英語で書かれたショップサイトでも臆することなく注文ができます。
アメリカの薬事法と日本の薬事法は異なりますので、アメリカでのサプリメントは日本では医薬品に該当するものもあります。
成分や効能が、日本での市販商品よりも高めになっているにもかかわらず、非常に安いです。
ここで「ビジネスチャンスだ!」と思った方がいると思いますが、私の持論では他人の口に入るものはあつかわない方がよいです。責任問題になる恐れがありますからね。
スポーツクラブは年配の方の社交場
さらに昨年の今ごろからウォーキングをはじめ、自宅から最寄り駅までの往復約4キロメートルをじっくりと歩くようになりました。
運動をすることの楽しさを知ると、今度はスポーツクラブにも通うようになりました。
まわりを見わたすと私と同じような年代の方はおらず、年配の方の社交場と化していました。聞くところによると、会社勤めの方は夜に通っているとのことです。
スポーツクラブはいいですね。まわりがみんな運動しているので、とりあえず足を運べばなんとなく運動をしなければいけない気持ちになります。
こり始めるとどこまでも突き進む性格なので、筋トレ後に飲むプロテインも海外から仕入れています。日本のものが1個買える価格で、海外ではなんと数個買うことができます。これも輸入ビジネスを知っていることのメリットです。
最近はスポーツクラブ通いが少しサボり気味になってしまいましたので、また近いうちに再開しようと思います。
あなたは、どのような体調管理をしていますか?