不言実行から派生した有言実行という表現について

不言実行と有言実行自分の力で稼ぐ考え方

このブログは言葉の由来を探る内容が多く、ごく一部の方面でなぜか好評を得ています。

 

有言実行

 

意味は「口に出したことは必ず実行すること」です。

 

この「有言実行」という言葉は、実は先に不言実行という言葉があって、そこから派生した比較的新しい言葉です。

 

子供の頃、よく親からこう言われたものです。

 

本当にお前は有言不実行やなぁ

 

つまり、言うばっかりで行動に移さないことを嘆いて、親はこのような言葉を発したわけです。

 

さらには「いう(湯)ばっかりの風呂屋の桶」とも言われました。出典は不明ですが、私の親もその親(祖父母)にダジャレを込めて、こう言われたのだと思います。

 

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嫌だったら辞めたらいいのに

会社の体制や現状に不満を抱いていた頃、殺伐とした業務の合間や休憩時間に、同じように考えていたであろう同僚や上司から、このような愚痴を毎日のように聞かされていました。

 

もう今の上司のやり方にはついていけない

会社を辞めて違うことを始めようと思っている

有給を取って何社か面接を受けて来た

 

同僚や上司による「有言不実行」の愚痴です。

 

その場では、なかば同意するようなリアクションをしていましたが、心の中では「嫌だったら辞めたらいいのに・・・」とずっと思っていました。

 

その時、私は自分が起こそうとしている具体的なアクションについては、決して口に出すことはありませんでした。

 

睡眠時間を削ってまで、目標達成に向かって精進していましたが、それを誰にも言わずに黙々と同じことを繰り返していました。

サラリーマンが副業のインターネットビジネスを成功させるには?
副業で目標を達成するためには、自分を律すること。そして、具体的な期日目標・数値目標を掲げてそれに向けてできることを着実に行うことです。

 

数ヶ月後、退職届を上司に提出して晴れやかな顔で会議室を出る私の姿を、「早まったことをしたよな」という目で眺めていた同僚や上司の顔が今でも忘れられません。

 

会社の中でも親しい方にしか、何をするために会社を辞めるのかは伝えていませんので、事情を知らない同僚や上司は、退職後に失業保険を受給して次の職場を探しているとでも思っていたに違いありません。

 

しかし、結局、失業保険は受給申請手続きもせずに、初めて取得した1ヶ月余りの有給休暇ではさらなる利益を生み出す活動に専念していました。

 

かつて「有言不実行」だった私は、今までの自分にはどうしてもできなかった「不言実行」の姿勢で、目標達成をすることができました。

 

余談ですが、私に愚痴を聞かせてくれた同僚や上司は、今でも同じ職場で働いているそうです。

 

自分自身や他者と約束をして必ず実行する

サラリーマンを続けることと自営業の道を歩むことの、どちらが良いかとは一概に言えないものです。

 

それは、人それぞれの考え方があるからです。

 

私はあなたに対して「絶対に自営業の道を歩むべきです!」とは、決して言いません。

 

サラリーマンと自営業、両方の道を歩んでいますので、それぞれの良いところと悪いところを理解しています。

 

自分で決めた道であれば、たとえどのような道でも前向きに歩んで行くべきです。

 

私も自分で決めた道を信じて、後ろを振り返らずに前を向いて歩んでいます。

 

自分で決めた道を歩んで行くと決意した時に必要なこと、それは「不言実行」とともに自分自身や他者と約束をして必ず実行するという、「有言実行」を実現することです。

 

私もまだまだ未熟なところがあって、自分でやると決めたことがついつい後回しになってしまったり、締め切りを過ぎても納品できないことで、一緒に仕事をさせていただいている方々に迷惑をかけることもあります。

 

あえて口に出したり、カタチに残る何かに書き記すことで、自分自身の行動・目標・指針を明確化して、ブレない自分を保つことができます。

 

このブログの読者の方や個人貿易倶楽部の会員の方の中には、自主的に自身の取り組みを私に報告してくれる方が何名かいらっしゃいます。

 

第三者に取り組み内容を見せることで、それが程よいプレッシャーにもなりますし、何よりもアウトプットをすることが、自身のさらなる成長につながります。

 

私があなたへメッセージを送ることも、私自身の取り組みのアウトプットとなっており、そのことが自身のさらなる成長につながると信じています。

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