ヤフオク!などのオークションサイトで転売をするときに、絶対に赤字を出さない方法をあなたに伝授します。
もちろん、世の中には絶対ということはありません。言い過ぎました。
絶対にあるのは、さけられない人間の死だけです。
それでも、この考え方をマスターするだけで、赤字を限りなく減らすことはできます。
ヤフオク!での転売で赤字を出さない方法
まず、赤字とはどのような状況なのでしょうか?
一般的に、次のような状況が赤字であるといえます。
仕入値よりも高く売ることができなかったいわゆる結果
転売ビジネスでは、商品リサーチの段階で、「どれだけの利益が見込めるか」ということを、あらかじめ算出しておくことがポイントとなっています。
ある商品を仕入れて販売した後に・・・
・やった、今回は1万円の利益が出たぞ!
・競合出品者が多くて3,000円しか儲からなかった
このように一喜一憂するのではなく、まず最初に「○○円の利益をとる」と決めてから、実際に仕入れをするのです。
大事なことなのでもう一度いいます。
「○○円の利益をとる」と決めてから仕入れるのです。
eBayで購入した商品をヤフオク!で転売する例
具体的な数値で一緒に見ていきましょう。
eBayで購入した商品をヤフオク!で転売するビジネスいわゆる輸入ビジネスを例にして解説します。
オークファンでの過去2年間の平均販売額が30,000円の商品があったとします。
まず、最初に欲しい利益を決めます。ここが重要なポイントなのです。これを仮に10,000円とします。
そして、eBayの出品ページに書かれている、アメリカから日本までの送料が25ドル(約2,500円・1ドルを100円とします)でした。
ヤフオク!の落札システム手数料は販売価格の8.80%なので「30,000円×8.80%=2,640円」です。
販売予定価格から、欲しい利益とこれらの送料・手数料を順番に引いていきます。
30,000-10,000-2,500-2,640=14,860(円)
14,860円=約148.60ドル
この148.60ドルというお金を仕入れにつかうことができる限界値として、この限界値以上の価格では絶対に仕入れないと自分でルールをつくるのです。
eBayでねらっている商品があっても、この148.60ドルという金額以上では絶対に入札しない!とルールを決めるのです。
幸いなことにeBayでは、2億4,000万人ものユーザーが登録をしているので、どうしても仕入れたい商品に入札できなくても、しばらくすると同じような商品はすぐに出品されます。
購入する場所や販売する場所が変わっても、考え方は同じ
このように、利益を得るということが、全ての仕入れ・販売を終えた後にやって来るものと考えるのではなく、欲しい利益を先に決めておき、仕入れに必要な経費として扱うことで、赤字を出すことは極限まで減らすことができるのです。
例としてeBayから購入した商品をヤフオク!で転売するパターンで説明しましたが、購入する場所や販売する場所が変わっても、考え方は同じです。
計算が面倒だなと思う方は、これらの計算方法をエクセルなどで準備しておくと、リサーチの最中に商品を見つけた時には、数値を入力するだけで簡単に計算ができます。
赤字に悩まされている方は、この方法をぜひ一度試してみてください。
まだ転売ビジネスをはじめていない方、この考え方は非常に重要ですので、ぜひとも覚えておいてください。
赤字が出るという人に限って、この考え方ができていないのです。