頼れない会社なんて独立までの踏み台くらいで丁度良い

会社 独立サラリーマン

今日は成人の日です。

このブログの読者にも、現在学生の方が大勢いらっしゃいます。新成人になった方、おめでとうございます。今日から大人の仲間入りですね。

私が成人を迎えたころ、成人の日は1月15日でした。

少し調べてみると、祝日を月曜日に移動させる法改正いわゆる「ハッピーマンデー制度」が施行された2000年から、成人の日は毎年1月の第2月曜日になったようです。雪の多い地域ではお盆に行われることもあるようですね。

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当時から人と同じことをするのを嫌っていました

成人の日といえば、いつも思い出すことがあります。

今から約20数年前、地元の市民会館で行われた、市主催の成人式に友人と出席した時の話です。

式典が進むにつれて、飽きてきた参加者が次第に騒ぎ始めて、同級生との久し振りの再会に盛り上がった大勢の新成人がほとんど会場を抜け出して、誰もいなくなったという状況におちいりました。

壇上では市長が「新成人に向けて」のメッセージを熱心に話していますが、その声だけがホールにむなしく響き渡るという状況でした。

主催者側も、新成人が式典の最中に次々と会場を抜け出すのをとめる様子もなく、気が付いたら私の友人と、あと数人の新成人だけが会場に取り残されるという有様でした。

当時から人と同じことをするのを嫌っていた私は、意地でも式典の最後まで残っていました。

あなたの頃はいかがだったでしょうか?

毎年、成人の日のニュースや新聞では、各地の会場で新成人が暴れたという報道がされます。

先の見えない社会に漠然とした不安を持った若者が、行き場のないエネルギーを発散させたものだ、と半ば同情したような報道がされる向きがあります。今年もそういった報道がされるのでしょうか。

就職すべきかそれとも独立すべきか

さて、今日はそんな成人の日を迎えた若者の皆さんに対して、少しばかりか早く社会に出た先輩としてのメッセージを送りたいと思います。

学生の読者の方から最も多くいただくご相談として・・・

就職すべきでしょうか?それとも独立すべきでしょうか?

というものがあります。

私たちの生きる現代は、近年まれに見る大不況の真っ只中で、大学生の方々も就職活動に苦戦しているようです。

私が就職活動を行っていた頃も就職氷河期と呼ばれた時期でしたが、今はそれ以上の苦境と聞きます。いわゆる「就職超氷河期」を迎えています。

大企業に就職したり公務員として奉職することが、最も安定したコースとして認知されており、就職活動も大学入学直後からガイダンスに参加して、青田どころか種もみの段階で就職戦線に臨みます。

そんな今、安定したコースであっても全く油断がならない状況であるとも言えます。

数年前であれば、その名を聞くと誰もが・・・

良いところにお勤めですね!

・・・と評していた世界的大企業が、史上最大の赤字を記録している状況です。

入学直後から、そういった安定していると考えられている大企業に就職することを目指していたとしても、まさに一瞬先は闇。全く先が読めません。

セミナーや勉強会での話の枕にて、もはや会社に頼ることができないと頻繁にいっています。

そんな私が「就職すべきでしょうか?それともいきなり独立すべきでしょうか?」というご相談について、新成人を迎える方々に差し上げるメッセージとしては・・・

まずは就職しておきましょう

というものです。

組織に属さないと経験できないことがある

何やら矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、これが私の答えです。

独立した今だからわかることとしては、組織というバックアップ体制のない独立自営の道では、会社員であった時以上に様々な能力が要求されます。

取引先の新規開拓や販路の拡大。そして、業界の情報収集から税務の基礎知識等々・・・あげ始めたらキリがありません。

最終的に組織化して全体を統括するレベルまで達した場合には、企業を運営する能力が必要となります。

インターネットを始めとする技術の発達によって、過去の「独立=脱サラ」の図式が成り立っていたころに比べたら、多少は敷居が低くなったものの、総合的に必要な能力は今も昔もほとんど変わらないものです。

俺は人に使われたくないから独立する!

と意気込んでみたものの、人と人とのコミュニケーションで成り立っている部分も大きいので、交渉事や折衝の場面にも度々遭遇します。

こういったことは、会社という組織に所属することで、平社員から出世して役職をもらうようになって部下がつき、チームや課で動くようになると徐々に身につくのです。しかも、会社からお金をもらいながら、です。

金銭的なメリットのみをうたっているわけではありません。組織に属さないと経験できないことは、若いうちに経験しておくべきであるということです。

ただ、あまりにも会社員として根付いてしまうと、今度は生活の糧としての給与に対して依存する体質になってしまいますので、独立する期限を決めておく方が良いでしょう。

永続的に企業に依存する姿勢、これまでのような寄らば大樹の陰の考えでは通用しない時期に差し掛かっています。

毎月支払われる給与は生活を維持するためのものと割り切って、その給与の中から少しずつ将来の夢に向けて資金を工面して、数年計画で独立を目指すのが良いでしょう。

頼ることができない会社組織を、言葉は良くありませんが

独立する為の踏み台

にするくらいの気概で利用した方が良いです。

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