人間の集中力は、一説には90分が限界だとよくいわれていますが、ほとんどの場合、それより短い30分~60分で集中力は切れます。
学校の授業中に鳴るチャイムを思い出してみましょう。
かなり昔の記憶になるかと思いますが、45分くらいで鳴っていませんでしたか?高学年になるにつれて60分の授業になってチャイムの間隔ものびていたと思います。
あなたは自分で集中力があるほうだと思いますか?それともないほうだと思いますか?私は自信をもってないほうだといえます。
集中力がなくても、インターネットビジネスに取り組んでいるときに、時間を有効に使うことができるコツがあります。今日はそのことについて書いてみます。
時間を有効に使うには取り組んだ時間を意識しないこと
誰もが平等に与えられた24時間
なにかに夢中になって取り組んでいると、時間がたつのを忘れてしまうことってよくありますよね。
逆に早く終わって欲しい会社の会議などは、いつまでたっても時間がたったように感じません。あれは不思議です。
誰もが平等に与えられた24時間という時間は、なにをしていようが、なにを考えていようが、刻一刻と過ぎていきます。
それなのに、体感的な時間は取り組んでいることに集中しているかどうかで、早く感じたり遅く感じたりします。
早く終わってほしい時間は長く感じる
では、あなたにとって、インターネットビジネスに取り組んでいる時間は、好きなことをしている時間でしょうか?それとも早く終わってほしい時間でしょうか?
これはじっくりと心の奥にきいてみてください。どうでしょうか?すぐには答えが出ないはずです。よーく考えてみてください。
インターネットビジネスが自分の人生を変える手段、と考えている方がほとんどだと思いますので、できることならば、早く結果を出して次の段階に進みたいと思っているはずです。
「しんどいことだけど、必要なこと」
サラリーマンをしているときの会社での業務全般も、これに該当するでしょう。
つまり、しんどくて本音はやりたくもないけれども、生活の糧(かて)として割り切ってやっていることです。こういうことをするときは、時間を長く感じて、過ぎていくのも遅く感じます。
楽しいことをする時間はあっという間に過ぎる
あなたも趣味に没頭しているときは「こんなに早く時間が過ぎたのか!」と思ったことは何度もあるはずです。
インターネットビジネスの中でも、たとえば個人貿易ビジネスに取り組んでいるときには、世界中の商品を見ることができて、しかもそれを日本に仕入れることで利益が出る楽しいビジネス!・・・ととらえることができる場合は、夢中になって取り組むことができます。
そして、時間を忘れるくらい夢中になって、リサーチ作業に取り組んでいるはずです。こんなときの時間はあっという間に過ぎていきます。
ブログで稼ぐために記事を書くことだって同じです。
自分の言葉で書いた文章を誰かに読んでもらえたり、お便りなどで反応が来ることもあります。
自分だけのメディアを持って情報を発信することは、誰もができることではありませんし、自分のコンテンツを販売したり広告を掲載することで、利益を得るチャンスもあるのです。
どう思うかで体感的な時間は変化する
あなた自身の心に聞いてみましたか?
今取り組んでいることをどう思っているかによって、過ぎていく時間の感じ方が変わります。
せっかく、誰もが取り組まないことにチャレンジしているわけですから、好きなことをしている時間だと思い込んで、目の前のことに取り組んでみましょう。
時間を有効に使うコツは取り組んだ時間を意識しないこと
コツをアドバイスしますと、あまり「今日は何時間リサーチをしたぞ!」とか「今日は一時間しかリサーチできなかった!」のように、取り組んだ時間にこだわるのではなく、何もかも忘れて夢中になって取り組むことです。
取り組んだ時間が多い・少ないに一喜一憂することが、かえってあせりを生み出すことにつながるのです。
夢中になって取り組むと、体感的な時間は早く感じて、さらにやろうと思っていたことは、順調にこなせていることに後から気づくはずです。
私には集中力はありませんが、夢中になって取り組むことで時間を忘れて、やらなければならないことを進めてきました。
時間を意識しないことが、逆に時間を有効に使うことにつながるのです。