ヤフオク!で出品したことはあるけど、一度も落札をした経験がないという人は意外と多いものです。
インターネットで商品を「出品する側」に回る者は、「落札する側」の気持ちも考えなければなりません。
実際にヤフオク!で落札をしてみて、入札に至るまでの体験や、商品が送られてくる様子を見てみると、自分に足りないものが見えてきます。
今回は、ヤフオク!で商品を出品するときには、テンプレートを使って読みやすい環境を整えよう、つまり、落札者の立場で考えようということについて書いてみます。
ヤフオク!で出品するならテンプレートを使おう
ヤフオク!でリサーチ(儲かる商品探し)をしていると、その商品の他にも出品者がいるのならば、参加者が「もうそっちに行ってしまおうかな」と思うような、そんなひどい出品ページがたくさんあります。
「商品説明は読まれるもの」という意識が不足している出品ページが多すぎます。
テンプレートを使って、読みやすい商品説明にするべきでしょう。インターネットには無料で使える、大変使いやすい出品用テンプレートがあります。
テンプレートを使って商品説明を書くと、落札したい人が必要な情報を探しやすくなります。
また、最近はスマホからアクセスしている人がかなり増えているので、改行をまったくしていない長ったらしい商品説明では、まず読んでくれません。
テンプレートで文字を整えることで、かなり読みやすくなるのです。
お客さんのことを全く考えていないお店と一緒
たとえば、あなたが飲食店を開業しようと考えて、同じジャンルの飲食店へ偵察をかねて出向いたとしましょう。
席に着いて、テーブルやカウンターにメニューが置かれていなかったり、こちらから声をかけないと水も出てこないようなお店だったら、あなたも気になるはずです。
店員さんが渋々持ってきたメニューを見ると、書かれている料理の文字が小さ過ぎたり、価格が表示されていません。
・・・このお店は大丈夫なんだろうか?
あなたはそう思うはずです。
そのお店を「反面教師」として、自分のお店がそのような店にならないように、気をつけようと思うはずです。
飲食店の例におきかえてみましたが、実はこのようなヤフオク!の出品ページやネットショップは意外と多いのです。
やたらと商品のうんちくは書いているのに、落札者として一番知りたい商品の大きさや重さ、そして発送方法・支払方法についてまったく書かれていない、とか。
あるいは、文章が細かい字で書かれていて改行がまったくなく、非常に読みにくい。
こんな出品ページでは、落札しようという気も起きません。
ヤフオク!で競合がいない商品を出品する時は特に注意
ヤフオク!で新品の商品を出品している場合は、競合する出品者が多く比較が簡単なことから、それほど商品説明にこだわる必要はありません。
その場合は、商品説明はそこそこにしておき、「発送方法・支払方法」を書いておいて、あとは商品写真を掲載しておけばそれで大丈夫です。
逆に、あなた以外の出品者が見あたらず、競合がいない商品を出品する場合には、可能な限り商品説明を記載するべきです。他に比較するものがありませんからね。
ヤフオク!で出品ページを作成するときは、必ず自分がその商品を落札すると仮定して、必要な情報はすべて盛り込んでおいて、逆に読みにくくなる要因は徹底的に排除しておきましょう。
そして、「この出品ページは見やすいな」と思った商品ページは、積極的にマネしましょう。もちろん、そのままコピーはダメです。
まとめ:ヤフオク!の出品も人間関係の基本と同じ
商品を「出品する側」でありながら、反対の「落札する側」にも立つわけです。
難しく考える必要はありません。人間関係の基本と同じです。
つまり、相手の気持ちを考えて、自分がして欲しいことを意識して、自分がされて嫌なことはしないことです。
この記事もそのあたりを意識して書いています。気付きましたか?