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eBayで仕入れた商品をヤフオクで直接取引してよいのか?

ヤフオク!で稼ぐ
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ヤフオク!では、落札システム手数料として、落札価格の8.80%がかかります。

 

50,000円の商品であれば、4,400円。100,000円の商品であれば、8,800円の落札システム利用料がかかります。

 

他の販売先でも、これと同じくらいか、あるいはそれ以上の手数料がかかります。

 

eBayから仕入れてヤフオク!で売る場合、eBayでの仕入れが安く、ヤフオク!での販売価格が高くなることが多いので、落札システム利用料もそれに比例して大きなものとなります。

 

誰だって、かからないのに越したことがないと考えている、この手数料ですが、抜群の集客力を持つサイトの店子(たなこ)として、軒先を使わせてもらっている以上、支払うべき手数料・経費として計上しています。

 

そんな手数料。なんとか支払わないで、お客様に販売できないか?

 

出品者であれば誰もが考えることですよね。そうです、直接取引です。

 

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アンティーク 売れてますか?

eBayから仕入れたアンティーク 売れてますか?
アンティークが売れずに悩んで夜も眠れなかったそんな彼が10ヶ月で120万円を荒稼ぎして月に20万円の利益を得るまでになりました・・・そんなノウハウを知りたくありませんか?
「えっ じゃあ最初の仕入れ資金って5万円だけだったんですか?」
「はい」
「この仕入れ資金でスタートして、1ヶ月の利益が1万円を越えるまでに何ヶ月かかりました?」
「1ヶ月以内です。1万円を超えたのは教えていただいた月、初月です。」

ヤフオク!の利用規約では禁止されている

もちろん、ヤフオク!の利用規約では直接取引をすることは禁じられていますが、それは、出品ページの商品説明文に、明らかにいきなり直接取引を誘引する文言を記載して、実際にそれを行う行為です。

 

もし、そんなことがまかり通るのであれば、ヤフオク!としても手数料を取ることができなくなるので、禁止事項とせざるを得ないのです。

 

ヤフオク!も企業として、商品を販売する場を提供しているわけですから、当然です。

 

儲かっている実践者ほどやっている事実

しかし、お客様のことを考えて真面目に商売をしていると、こちらから言わなくても、お客様が私たちに信頼を寄せていただいて、自然なカタチで直接取引につながるものです。

 

ヤフオク!がきっかけとなって、「次もあなたから買いたい」と言われて直接取引に至ることはよくあります。

 

アンティーク・ビンテージ・マニア向け商品では、特にその傾向が強く、このジャンルの商品を取り扱って大きく利益を上げている実践者は、ほぼ例外なく、直接取引をしているお客様を多く抱えているのです。

 

どこまでサービスをするべきなのか?

ブログ読者の方からお便りをいただきました。お客様のことをよく考えていることが、文面から伝わってきます。

 

最近、少々考えていることは、お客さまと仲良くなりすぎて、過剰なサービスをしてしまうことに悩んでいます。

オークションではあまり無い、実物を見せる、長期にわたる取り置き、返品、買取など、微妙に、やった方が良いのか、やめた方が良いのか考えてしまう内容です。

積極的な購入希望者にはメールにて、次回出品予定などの連絡をすると、取り置きしていた品は、それを見てから検討する。ということになります。

別に構わないのですが、取り置きしている商品の販売時期を逃してしまい、在庫が溜まってしまうのも困っています。

メールで、お客さまと長期お付き合いするのも大切ですし、オークション内では、どこまでしても良いものか、最近考えています。

 

この相談者の方は、ある特殊な商品を扱っています。そうですね、ヤフオク!ではほとんど見かけない珍しい商品です。

 

輸入ビジネスでは、まずは商品ありきで、その商品を集客力・販売力があるヤフオク!に出品して、欲しい方へ販売することを念頭に置きます。

 

ライバルもほとんど存在せず、なおかつ欲しい人が確実に存在するこの商品は、まさに主力商品にするのにふさわしいです。

 

この方が検討しているサービスのうち、積極的に行った方が良いなと私が思うのが、実物を見せることです。

 

もし、実物を見せるが、商品を先に送って実物を手に取ってもらって、気に入ったら後から購入していただく、という意味ならば、そこまでは行わない方が良いでしょう。

 

私はブリキのおもちゃを販売する時に、ゼンマイを巻いて実際に動いている様子を動画に撮って、それをYouTubeにアップして、ヤフオク!の来訪者に見てもらっています。

 

今の時代ならば、デジカメやスマホで簡単に動画を撮ることができますよね。

 

商品説明と写真しか判断基準のないヤフオク!において、実際に動いたり使ったりする様子は、非常に購入意欲をそそられるものです。

 

長期の取り置きは販売機会を失う

逆に、行わない方が良いと思うのが取り置きです。

 

取り置きしている商品の販売時期を逃してしまい、在庫が溜まってしまうのも困っています。

 

相談者の方が心配している通り、いつまでも在庫を抱えてしまうことが最大のデメリットです。

 

eBayから仕入れた商品は、ヤフオク!に出品するまでのごく短い期間、形式上、在庫にはなりますが、長期の取り置きは販売の機会を失うことになります。

 

補足しますと、在庫が悪い、ということではありません。

 

輸入ビジネスがある程度安定して、在庫を抱えることでより多くの利益を取りたい時は、売れ筋商品の在庫を積極的に持つことも大切です。

 

しかし、とにかく資金繰りが生命線である、輸入ビジネス参入初期の段階では、より多くのお客様により多くの商品を販売するという、資金回転のための取り組みが重要となるのです。

 

長期的視点で、将来的には取り置きサービスも取り入れると良いでしょう。

 

メラビアンの法則で信頼を勝ち取れ!

ところで、積極的な購入希望者を上手に常連さんへと変えるには、電話でコンタクトを取ると非常に効果があります。

 

私が会社勤めを始めた時の新人研修で、メラビアンの法則というものを教わりました。

 

メラビアンの法則とは、コミュニケーションに関する実験から生まれた法則で、「言語<話し方<見た目」の順に影響力があるというものです。

 

ヤフオク!では、取引ナビを使って文字だけで取引を完了させることができます。

 

最近ではさらに簡略化されて、ひとことも文字を書くことなく、取引を終えることもできるようになりました。

 

文字だけの取引、これは言語情報によるコミュニケーションです。

 

さすがに、落札者のお宅まで出向いて、あなたのお姿を見せることはできませんので、それよりは劣りますが、「声」を聞いてもらうのです。

 

「電話をかけると失礼じゃないかな・・・」

ヤフオク!での取引では、取引ナビにお互いの電話番号を記載することが慣例となっています。

 

「電話をかけると失礼じゃないかな・・・」と、あなたは思われるかも知れませんが、意外とそうでもないんですよ。

 

ヤフオク!での連絡先というものは、「何かあった時の連絡先」という意味で、何かあればかけても問題はありません。その「何かあった時」を意図的に演出すれば良いのです。

 

「何かあった時」は、なにも悪い出来事ばかりではありませんよね。

 

発送した商品が無事に届いたかどうかの、私たちからの状況伺いも、立派な「何かあった時」です。

 

実証済み!こうやって直接取引に発展させる

試行錯誤した結果わかったことは、意外と落札者の方は、電話をかけられることに抵抗感がないということです。

 

これは、ネットでの取引に慣れてなさそうな、ご年配の世代に顕著な傾向です。

 

「わざわざ電話をしてくれて嬉しかった。インターネットでのやり取りで、本当に商品が届くかどうかがずっと不安だった。」

 

このように感謝されることの方が多いです。

 

そして、さり気なくこのように言っておきます。

 

「私どもには、海外から商品を仕入れる独自のルートがありますので、お探しの商品があれば、お気軽にご相談ください。」

 

・・・独自のルートって、eBayなんですけどね(笑)

 

注意しなければならないこととしては、たまに家族には秘密で購入している場合もあるので、自宅の電話と携帯電話が両方書いてあれば、携帯電話を優先した方が良いでしょう。

 

ヤフオク!での最初の取引を誠実に完了させ、何度も買ってくださるリピーターの方々には多少の便宜を図ったりして、常に落札者目線での商売を続けることで、その後の自然な直接取引へとつながるのです。

 

文字だけで取引を完了させることができるようになった今だからこそ、お客様の心に残るサービスができる出品者が生き残るのです。

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