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【17年ぶり】ヤフオクの出品がプレミアム会員の登録不要で可能に!

ヤフオク 出品 プレミアム ヤフオク!で稼ぐ
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ヤフオク!で売るビジネスに取り組んでいる私たちにとって、驚くべきニュースが入ってきました。

 

2001年にプレミアム会員という制度ができて以来、そのプレミアム会員でないと出品できないヤフオク!でしたが、なんと17年ぶりに無料会員でも出品ができるようになりました。

Yahoo!プレミアム会員登録不要でオークション出品が利用可能になります(ブラウザ版) -お知らせ - Yahoo!オークション

 

このことが、ヤフオク!で出品している私たちにどのような影響を及ぼすのか?そして、無料で出品できるようになることで、商品を仕入れて販売するインターネットビジネスの業界に、どのような変化が起こるのかを考察してみました。

 

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eBayから仕入れたアンティーク 売れてますか?
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ヤフオク!の17年ぶりの改定に対するネットの意見は?

 
 
 
 
 
 
 
 

ヤフオク!はメルカリの勢いを無視できなかった

2001年以降、ヤフオク!ではプレミアム会員に登録しないと出品できませんでした。

 

2016年6月22日に規約が一部変更されて、ヤフオク!のスマホアプリからの出品に限って、プレミアム会員の登録をせずに出品できるようになっています。

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ヤフオク!のスマホアプリから出品することで、実質、無料での出品が可能になっていました。この改善に踏み切った要因は、間違いなくメルカリの台頭です。

https://www.mercari.com/jp/

 

メルカリは、スマホアプリから取引をすることが基本になっており、さらに携帯電話はガラケーからスマホにシフトチェンジしてしまっているので、スマホでやり取りが完結できるようになっている環境が拍車をかけました。

 

そんなメルカリの勢いが止まらず、これまでインターネット取引の王者として君臨し続けていたヤフオク!のお尻に火がついたといったところでしょう。積極的というよりもむしろ、消極的な改善であったと考えられます。

 

ヤフオク!の最初の改善は失敗に終わった

この改善は、歓迎すべきものではなく、色々な問題点がありました。

 

まずは、出品形式が「フリマ出品(ワンプライス出品)」という、思いっきりメルカリを意識した形式でしか出品できませんでした。

 

ヤフオク!の醍醐味であるオークションもできないのでは、オークションの競り合いにスリルを感じている落札者の食指が動くことはありません。

 

メルカリを意識しているわりには、メルカリの特長でもある「値下げ交渉」ができないことも、落札者の立場からは魅力的に映らなかったようです。

 

さらに、ヤフオク!の魅力である「有料オプション」も設定できなかったので、自分の商品を多くの出品物の中で目立たせることすらできませんでした。

 

一体、誰のための改善だったのか?メルカリの存在に脅威を感じて、とりあえずやってみた感がプンプンするものでした。当然、eBayから仕入れてヤフオク!で売る私たちは誰も見向きもしませんでした。

 

ヤフオク!の逆襲?オークション形式も可能に

2018年3月19日にまた規約が一部変更されて、同じくヤフオク!のスマホアプリからの出品に限って、プレミアム会員の登録をせずに出品できるようになっています。

[ヤフオク!アプリ]プレミアム登録不要のオークション出品の開始について -お知らせ - Yahoo!オークション

 

2016年の改善が不評だったのか、今度はオークション形式での出品も可能になったのです。

 

これでようやく、スマホアプリからという制限はあるもののプレミアム会員の登録をせずに出品ができるようになって、基本利用料が無料のメルカリと同じ条件になったわけです。はじめからこうすればよかったのに・・・と思ったのは私だけではないはずです。

 

メルカリをライバル視しているのであれば、ここまでの改善で同じ条件になったので、このまま運用すれば良いのにと思いきや、ヤフオク!は追撃の手をゆるめませんでした。

 

今回の話題である、スマホアプリに限らずパソコンからもプレミアム会員の登録なしに出品ができる改善を打ち出したのです。

 

メルカリにもパソコン版(ブラウザ版)はありますが、大半の利用者がスマホアプリで取引を完結していることから、この点ではヤフオク!が久々にリードを広げたといったところです。

 

元々、ヤフオク!の出品者はパソコンから出品することが多く、eBayから仕入れてヤフオク!で売るビジネスに取り組む人々も、パソコンで仕入れも出品も行うので、プレミアム会員の登録なしで出品できるようになった今回の改善によって、ヤフオク!はにぎわうことになるでしょう。

 

メルカリの利用者層が若者中心であるのに対して、アンティーク・ビンテージ・マニア向け商品をヤフオク!で落札する人々は、年齢層が高めなのです。

 

スマホが大画面化したとしても、パソコンからの参加に慣れている人々が私たちのメイン顧客層です。

 

ヤフオク!の詭弁か?手数料10パーセント?

2016年と2018年3月の改善があっても、落札手数料である「落札システム手数料」は、無料出品者・プレミアム会員とで差がありました。

 

実はここが見逃せない点であり、eBayから仕入れてヤフオク!で売る私たちにとって、良い状況になるであろうと私が考えている点なのです。

 

無料出品できる代わりに、落札システム手数料は8.64パーセントではなく、10パーセントなのです。

ヤフオク!の落札システム手数料

ヤフオク!は「プレミアム会員に登録することで落札システム手数料が安くなる」といっていますがこれは詭弁であり、ヤフオク!が割引したとうたっている8.64パーセントが元々の手数料であり、10パーセントの手数料は値上がりしたものなのです。

 

税込み498円のプレミアム会員費を支払わなければ、落札システム手数料を値上げするといっているのに等しいのです。

 

498円を支払ってプレミアム会員になりさえすれば、これまで通りの8.64パーセントの落札システム手数料で済みますので、ヤフオク!で継続的に出品する人のほぼ全員が、プレミアム会員に登録することになるでしょう。

 

ヤフオク!にメルカリからの出品者が流れてくる

では、落札システム手数料が10パーセントと高めの設定である、プレミアム会員登録なしの無料出品をする人々にとって、ヤフオク!が全く利用価値がないのかというと、そうではありません。

 

ヤフオク!が矢継ぎ早に改善を打ち出したきっかけでもある、メルカリの存在です。

 

メルカリの販売手数料も、10パーセントなのです。

メルカリの販売手数料

普段はメルカリで出品している層が、販売先を増やそうとヤフオク!にも出品を考えていた場合に、498円を支払わずにプレミアム会員の登録なしでヤフオク!を利用することが十分に考えられます。

 

落札システム手数料が10パーセントであっても、メルカリも販売手数料が10パーセントであることから抵抗感なしに参入してくることでしょう。

 

メルカリはフリマアプリとして出発しているので、個人間取引に強く、業者が荒らしまくる状況を良しとせずにビジネスっぽいアカウントを締め出した実績があります。

 

eBayで仕入れてヤフオク!で売っている私たちは、ヤフオク!の過去落札履歴を参考にしてeBayで同じものが売られていないかというリサーチをしています。

 

自宅の不要物などをメルカリに出品していた層が、手数料が変わらないことでヤフオク!にも進出することによって、これまで以上にヤフオク!には出品されるものが増えることでしょう。

メルカリに出品されているアンティーク

そうすると、リサーチをする対象物が増えることで、もっと儲かる商品を見つけやすくなると私は考えています。

 

リサーチというものは、過去に売れた実績を後追いで調べる作業ですので、その対象物が増えるということは、eBayで仕入れてヤフオク!で売る私たちにとって歓迎すべきことなのです。

 

メルカリが利用者を呼び戻すために、何らかの条件をつけて販売手数料を10パーセントから下げるようなことがあれば、また状況は変わってくるでしょうが、eBayから仕入れてヤフオク!で売る私たちとしては、今回のヤフオク!の英断には感謝すべきでしょう。

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