長嶋茂雄さんをご存知でしょうか?
スポーツやプロ野球に全く興味のない方でも、名前だけは聞いたことがあると思います。
ジャイアンツが9年連続優勝を達成した時期、いわゆる「V9」の時代に、王貞治さんと共に活躍した
「ミスタージャイアンツ」と呼ばれる方です。
引退セレモニーの際に「わが巨人軍は永久に不滅です!」と話すVTRはその後、何度もテレビで放送されました。
では、実力も人気も兼ね備えた、そんなスーパースターの「プロ入り初打席」の成績はご存知でしょうか?
これはプロ野球に詳しい方しか知らないと思います。
なんと、三振です。
しかも、その後の3打席全てが「三振」で、プロデビュー戦は、なんと4打席連続三振!という結果に終わったそうです。
輝かしい栄光を誇る名選手のデビュー戦の成績は、このような散々な結果だったのです。
絶対に失敗できないという「恐れ」
次のようなご相談を、それはもう頻繁にいただきます。
リサーチを続けていますが、まだ仕入れの決断ができません。
赤字を出したらどうしよう、と思うとなかなか仕入れられません。
最初の一歩が怖くて踏み出せません。
仕入れる決断ができない気持ち、痛いほどわかります。
その気持ちの根底にあるのは、絶対に失敗できないという恐れです。
中には退路を断って、個人貿易ビジネスに取り組んでいる方もいます。
その場合は、失敗できないという「恐れ」が、大きくブレーキをかけることになります。
最初に輸出入して販売する商品は何でも構いません。最初の一歩が、不安な気持ちを和らげるものです。
仕入れた結果、それが赤字を出すことになっても構いません。
ただ、致命傷にならないように、資金を目一杯仕入れに回すようなことだけは避けて、「何か一商品」を試験的に仕入れて販売してみましょう。
最初に仕入れた商品で、大振りの三振になっても大丈夫です。命までは取られません。
次回以降の仕入れをする際には、バッティングフォームの見直しをするように、リサーチや販売方法の見直しをすれば良いのです。
何らかアクションを起こした後の事後相談が大切
人間、やったことのないこと・見たことのないものには恐怖を感じて当たり前です。
ノウハウを学んだだけでは、それを十分に活かすことはできません。
自分の手で最初のアクションを起こすことで、恐怖心はやわらいで、しっかりと結果の分析もできます。
目標を達成して卒業した方々に共通していること、それは、人一倍の行動力と実践があったことです。
その方々の最初の質問は、ほぼ全員が何らかアクションを起こした後の事後相談でした。
そして、何度も何度も質問のやり取りを繰り返すことで、自身の仕入れのスタイルを確立しました。
もしあなたも、仕入れるべきかどうかで悩んでいるのであれば、まずはその直感を信じて「何か一商品」を仕入れてみましょう。
商品を仕入れて販売した何かしらの結果が出れば、私たちサポート講師は適切なアドバイスをするとができます。