「石橋を叩いて渡る」の本来の意味を知ってますか?

自分の力で稼ぐ考え方

石橋を叩いて渡るということわざがあります。

現代では「何事も慎重すぎるのに越したことはない」という意味で浸透していますが、元々の意味は「壊れるはずのない硬い石の橋を念のために叩く」という、慎重過ぎたり臆病過ぎる様子を皮肉ったものです。

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メリット・デメリットについての質問が多い

サポート講師として、多くの会員の方々からの質問に答えていると、毎回のように目にしたり聞かされる内容があります。

それは、ある事柄(ことがら)のメリット・デメリットについて尋ねる質問です。

メリットとは利点そしてデメリットとは欠点という意味で尋ねているはずです。

たとえば、次のような質問です。

・低価格から出品することのメリット・デメリット

・転送会社を使うことのメリット・デメリット

・独自ドメインを使うことのメリット・デメリット

損をしたくない気持ちが強い

これらを、もっと私たちに身近な例に置き換えると、次のような質問ではないでしょうか。

・会社員として働くことのメリット・デメリット

・持ち家を買うことのメリット・デメリット

私たちが誰かに対して、ある事柄についてのメリット・デメリットを尋ねる際には、損をしたくないという後ろ向きな気持ちが強いのではないでしょうか?

良くいえば慎重ですが、行動する前にその道の専門家の意見を参考にして、その回答の内容によっては行動をしないこともあります。

メリットについて聞こうとすることは、一見、前向きな気持ちのように思えて、実は行動を起こす前のブレーキになり得ます。

メリット・デメリットを気にする人は全く実践しない

実は、率直にいうと私はこのタイプの質問が苦手です。

経験上、メリット・デメリットを頻繁に尋ねる方は、残念ながら全く実践をしていないからです。

教材やセミナーで学んだことを参考にしてとにかく手を動かすのではく、自分なりの新たな疑問点が湧き上がって来ることで、それを理由に手が止まってしまうようです。

もっというならば、無意識のうちに行動を起こさない良い方便を見つけるために、このような質問をしているのだと思います。

もちろん、寄せられた質問に対してはどのような内容であっても答えはしますが、結局、私自身の過去の経験や見聞をもとにした「その時の見解」を紹介するに過ぎません。

先ほど挙げました身近な例ですと、会社員として働くことも持ち家を買うことも、講師である私の体験や考えにもとづくものであって、それでも質問者が良いというのであれば、そのままを答えています。

私自身、会社員として過ごしていた時期がありますが、その際に感じていたメリットは、今の自営業の立場ではデメリットにしか感じないこともあります。

逆に、会社員時代に自営業のデメリットとして考えていた部分は、今の立場ではメリットにしか
感じられないこともあります。

進むべき道は自分で決めるものである

ここまで読んだあなたはわかるかと思いますが、どれだけこれらのメリット・デメリットを尋ねても、結局はある人物のその時点での参考意見を聞くに過ぎず、回答する人物やその時の立場によって様々な答えがあるので、進むべき道は自分で決める必要があるのです。

メリット・デメリットについては確認程度にしておいて、得られた意見を参考にして、その後実際にどうするかは、自分で選択する必要があります。

何事も初めて取り組む時は不安でしょうし、聞けるものなら、先に実践している人に聞いておく方が良いアドバイスをもらえそうな気がします。

ただ、それも度を過ぎると目標達成に向けて徐々に進んでいる自分自身にブレーキをかけてしまうことになります。

ブレーキがかかることで次の行動に繋がらない質問なんて、あなたの取り組みには全く役立ちません。

その橋を渡ることのメリットは?

渡らなかった場合のデメリットは?

こんなことをいつまでも考えるのではなく、目の前の石橋はさっさと渡ってしまうに限ります。

くれぐれも、石橋を叩き過ぎて壊してしまわないようにしましょう。

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