今回は「今日の後に今日無し」という言葉に迫ってみたいと思います。
文字通り、当たり前のことですが、時間の流れる方向は一定であるので、今日の後に今日は来ません。代わりに、常に明日がやって来ます。
勤め人の未来を変えることができる科学
「世界一楽しく儲かる金持ち教科書」という書籍にて、実践者の声として寄稿(といっても数行の「声」です)したことがあるのですが、そこには、次のような一文を記しています。
得られる利益を計算した上で臨むこの手法は、ハッキリ言って勝ち戦です。計算通りに、着々と利益を積み重ねていけます。この手法こそ「勤め人の未来を変えることができる科学」だと思っています。
実は、この文章はもう少し長く
別の言い方をすれば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で未来の新聞を手に入れた悪役ビフが、それを使ってギャンブルで大儲けをするシーンがありますが、まさに、その結果が全部書いてある新聞を見ているようです。しかし、この手法はギャンブルではありません、科学です。
このように書いていたのですが、紙面の都合上、カットされてしまいました(笑)
現在・過去・未来の時間軸を超えた何かを感じた
この映画が大好きで、セミナーなどではこの映画のワンシーンを必ず引用しています。
映画の内容をご存知ない方に簡単に説明しますと、「デロリアン」という、自動車を改造した
タイムマシンで、天才科学者とその友人である少年が三部作の作品にわたって過去・現代・未来を行ったり来たりする、いわゆる「タイムマシンもの」の映画です。
輸入ビジネスの真髄は、過去の履歴を調べることができるサイトを駆使して、先に得られる利益を決めてから仕入れることで、損失を限りなく減らすことができるという点です。
この映画では、未来で手に入れたスポーツ年鑑に書かれた試合結果を見た悪役が、ギャンブルで連戦連勝を続け、富を手に入れて世界を欲望のまま支配するという場面が描かれています。
今思えばたとえが適切ではなかったのですが、輸入ビジネスというものに、現在・過去・未来の時間軸を超えた何かを、当時の私は感じていたのかもしれません。
未来方向は「前方」・過去方向は「後方」
通常、現時点においての過去は不可逆であり、今、こうしている間にも刻一刻と過ぎ去ります。
現時点を中心に考えると、未来方向は「前方」そして過去方向は「後方」にたとえられます。
過去を振り返るな
後ろ向きな考え方はやめよう
日頃、私たちは過去についてこのような言葉で表現します。
理科系でなく文化系なので詳しくは説明できませんが、光の速さよりも速く移動することができれば、理論上、時間をさかのぼることができるとされています。
アインシュタインが提唱した「特殊相対性理論」の応用です。
質量のある物体の速度が光の速度に近づくと、その物体の時間の進み方は遅くなり、光速に達すると時間は止まってしまう。そして、光速を超えると時間をさかのぼることができる。
というものらしいです。
私にはさっぱりわかりません。
ちなみに、先ほどの映画に出て来る天才科学者の愛犬の名もアインシュタインです。
二度と同じ日は来ない、一日一日を大切に生きよう
話がそれまくりましたが、「今日の後に今日無し」という言葉は、要するに・・・
月日は過ぎ去ると、再び来ることはない。
つまり
今日という日が過ぎれば二度と同じ日は来ない。一日一日を大切に生きよう。
ということです。
私たちの生きているうちに、タイムマシンが実用化されることはおそらくないでしょうから、二度と返って来ない、過ぎ去った日を悔やむ「後ろ向き」な毎日を送るよりも、これから来る未来は素晴らしい日と信じて、文字通り「前向き」に過ごしましょう。