こちらの動画をご覧ください。(音声が出ますので、ご注意ください!)
故スティーブ・ジョブズ氏による、いわゆる「伝説のスピーチ」と呼ばれるものです。あまりにも有名なスピーチなので、ご覧になったことがある方も多いでしょう。
スタンフォード大学の卒業式で、三つの話を卒業する若者に向けて語りました。
ひとつ目は「点を繋げること」・そして二つ目は「愛と喪失」・最後は「死」についてです。
動画をご覧になる方によって、とらえ方が異なりますので、解釈については言及しませんが、非常に素晴らしい内容です。
この動画を、くじけそうな時に見て自分を奮い立たせました。まだご覧になったことがない方は、この機会に。
わかりやすい回答を引き出したいという狙い
今回は「初心者」について書いてみます。
サポートをしていると、質問者の方が次のようなことをメールの内容に書いていることが多いです。
「とにかく初心者なので・・・」
「初心者の質問で申し訳ありませんが」
文字通り「初心者」とは、インターネットビジネスに取り組んだ経験が全く、あるいはほとんどない方を指す言葉です。
質問をする方の心境としては、「初心者」と先に伝えておくことで、回答者である私たちからわかりやすい回答を引き出したいという狙いがあるのでしょう。
この場合は、質疑応答を円滑に進めるために、自分自身の状況を伝えるという意味でプラスに働くことが多いです。
その方法は初心者である自分にはできない
しかし、違う意味合いで「初心者」であると、自らを開示している時もあります。
自分は初心者だから、回答をくれるベテランであるあなたとは違う。どんな良い方法を教えられても、自分にはできない。
その方法は、あなただからできた。初心者である自分にはできない。
このように、質問者の方が自ら壁を作ってしまい、やり取りを続けても私たちの真意が伝わっていないことがあります。
誰でも、なにかを始めた時は初心者です。私も全くのゼロから始めました。
「初心者」の境界線は極めて曖昧なもの
私たちが取り組むインターネットビジネスは、学校の勉強と違って、何かに合格したり進級することがありませんので、初心者・中級者・ベテランを区分する境界線がありません。
つまり、その人の心がけ次第で、自分自身が初心者のままなのか、それとも中級者やベテランになったかが異なります。
何か大きなトラブルを乗り越えたり、当面の金銭的目標を達成した時点を初心者から脱した時
と決めている方もいます。
このように、「初心者」の境界線なんて極めて曖昧なものです。
自分自身で壁を作ってしまっては、成長しつつある自分に限界を作るようなものです。
謙遜の意味で「初心者」と先に伝える場合もありますが、いつまでも初心者であると伝えることは、次の段階に進もうとしている自分に限界を作ってしまうことにもつながることを忘れないようにしましょう。