今でも、私たちが実践している輸入ビジネスを全くご存知ない方に、海外から商品を仕入れたり
商品を販売していることを話すと・・・
へぇー、すごいですね!英語話せるんですね!
このように言われることは、日常茶飯事です。あなたも、そうではないでしょうか?
しかし、私は英語を話せません。むしろ、苦手です。
私がどのくらい英語が苦手であるかについては、以前の記事でも度々ご紹介しています。
高校での英語のテストはいつも赤点(30点以下)で、大学入試では他の試験科目で英語の点数の低さをカバーして、合格しました。
今でも、街中や駅で外国人の方に英語で話しかけられようものなら、非常に困ってしまいます。
いや、逃げます。
英語を書いたり話したりせずに商品が届く
それでも、海外のオークションサイトやネットショップで商品を購入して、日本に輸入することができます。
これは、ひとえにeBayや海外のネットショップの仕組みが、非常にわかりやすいからです。
特にeBayはユーザーインターフェイス(私たちの操作や表示される画面)が非常に優れており、視覚的・直感的に操作を進めることができるようになっています。
出品されている商品へ入札して、無事に落札者になることができたら、出品者による出荷完了・追跡番号の表示・評価の受け取りについては、eBayの管理画面(「My eBay」)でリアルタイムで確認することができます。
何らかのトラブルが発生しない限り、ひとことも英語を書いたり話したりせずに、商品が自宅に届いてしまいます。
初めて商品をeBayで仕入れた方の誰もが、そのあっけなさに驚きます。
もちろん、セラー(出品者)に質問したり、何か伝えたい時は英語を書く必要がありますが、それも翻訳サイトで生成した英語で、十分に意思疎通ができます。
Google 翻訳は、かなり賢いのです
私がお勧めする翻訳サイトは、Google 翻訳です。
あのGoogleの翻訳サービスです。
昔は10箇所の翻訳サイトで一度に翻訳して、結果を一覧表示する「翻訳くらべ」というサイトを使っていたのですが、今ではこのGoogle 翻訳を活用しています。
翻訳ができるだけではなく、翻訳結果を音声で読み上げてくれます。・・・今のところ使い道はありませんが。
英語ができない私がいうのもおかしな話ですが、このGoogle 翻訳は、かなり賢いのです。
ここで、翻訳サイトの上手な使い方を三つご紹介します。
1) 主語を入れて翻訳する
2) なるべく短く区切って翻訳する
3) 日本語→英語→日本語 英語→日本語→英語
これらを順番にご説明します。
1)
英語と日本語には違いがあります。
日本語では主語が無くても文章を理解できますが、逆に英語では主語が無いと文章が理解できません。
英語に翻訳したい文を入力する際は、主語を明確にすると、意味が通る文に訳してくれます。
2)
長い英語の文章を一気に訳すとかなりおかしな日本語になります。
たとえば、eBayの商品説明文を最初から最後まで一気に日本語に訳そうと翻訳サイトに入力すると、全く意味のわからない日本語になります。
この場合は、少しずつ区切ってできる限り短い文章を何度も訳すと、最終的に意味の通る日本語になります。
3)
英語から日本語に訳した時は、その日本語訳をもう一度英語に訳して、意味が理解できる日本語であるかを確認します。
その日本語が、意味を理解できる日本語であれば、かなりの確率であなたの伝えたいことは相手に伝わります。
日本語を英語に訳したい時も、同じです。
ご紹介したGoogle 翻訳は、これらの三つのテクニックを使わなくても、そこそこの翻訳をしてくれます。そういった意味で「賢い」のです。
話す英語には極度の苦手意識を持っている
私たちが英語に苦手意識を持っているのは、10年近くも学んだ、学校での英語教育に誤りがあったとする説があります。
英語という語学を学ぶというよりもむしろ、受験科目としての英語を学んでいました。
単語のスペルや文法についてはやたら覚えているのに、話す英語には極度の苦手意識を持っています。
その反省からか、近年の初等教育では、英語を話す機会を大幅に増やした授業を展開しているようです。
ちなみに、英語を毎日のように使っているアメリカ人も、英語のスペルを間違う時があります。
私たちも手紙を書いたりメールを書く時に、自分の日本語が怪しくなる時があります。それと一緒です。
そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか?