年俸制なのにボーナスがない?
最初に就職した貿易会社では年俸制という大変聞こえのよい給与体系でした。
なんだかプロ野球選手みたい、いいね!
こんなことを考えていた過去の自分に、時間がさかのぼれるものならば考え直せ!と一喝したい気分ですが、まだ若かった私はそれでよかったのです。
年俸制とは、多くの場合、年俸総額を12で割った金額が毎月の給与として支給され、ボーナスはありません。
世界的大手企業の年俸制では、総額を17で割ってボーナスに相当するものを支払っているところもあるそうです。
昇給は退職する前年に上がった「1,500円」
あなたが会社や組織にお勤めであれば、ここ最近でどのくらいの「昇給」があったでしょうか?
会社にお勤めでない方は、お勤めだった時の昇給、そしてアルバイトをされている方は、時給がどのくらい上がったかを思い出してみてください。
このブログでも何度かいったと思いますが、私が会社員だったときの昇給は、退職する前年に上がった1,500円でした。時給ではありません。「月給」が1,500円上がったのです。
このご時世、給料が上がるだけでもいいじゃないか。自分なんて上がるどころか、下げられたよ!
そういう人も多いと思います。実際にセミナーや勉強会の場で、現在お勤めである方の話をうかがうと「ボーナスはカットされて給与も下がった」という方が多いです。
節約や倹約にも限界がある
カットされたボーナスや、減らされた給与の穴埋めをどうするかについては、現実的な対処法としては、家計を切り詰めるかもうひとつの収入源を得るしかありません。
家計を預かってる方は、それこそ爪に火をともす思いで節約や倹約に努めていると思います。
しかし、それにも限界があります。
お子様の教育費もかかる一方ですし、家賃や住宅ローンなどはその支払いを待ってくれません。
もうひとつの収入源を得るためには、サラリーマンであればアルバイトか副業を考えはじめます。
なぜか副業よりもアルバイトをしようと考えるサラリーマンが大半なのです。
その理由については別の記事で書いています。
命を削って得ていたお金は約8万円
そうした「年俸制」で支払われていた給与ですが、昇給はありませんでした。
毎年同じ月給でボーナスもないので、もっと稼ぎたいと思っていた私は、会社の近くにある商店街の中にある某ファストフードショップでアルバイトを始めました。
貿易会社の業務が終わるのが午後6時。
そこから徒歩圏内の商店街に向かって制服に身を包み、調理とクロージング(閉店作業)に従事していました。
午後11時に閉店となり、クロージングで調理器具や店内の清掃を急いでやって、地下鉄の終電に滑り込むという生活を続けていました。そのころの睡眠時間は平均3~4時間でした。
そういった二重生活でしたが、昔から体力には自信があった私でしたので、体調を崩すことなく転職するまで続けることができました。
ファストフードショップでのアルバイトで得られるお金は約8万円だったと記憶しています。
今思えば、まさに命を削ってお金を得ていたと思います。
長くは続けられないことは承知の上だったので、貿易会社からの転職と共にアルバイトは辞めましたが、今でもその店舗の前を通ることがあると、ギュッと胸を締め付けられる思いがします。
あの時、輸入ビジネスに出会っていたら!
残念ながら、輸入ビジネスと出会うのはそういった二重生活を続けていた頃から約10年後のことなのです。
アルバイトをしていた過去の私に教えてあげたい
サポートでのご質問の中で、「月に10万円しか利益が出ていませんが・・・」と謙遜している方が多いのですが
それって、すごいことなんですよ!
私は声を大にして、そういいたいです。
綿密なリサーチをして海外から商品を購入して、それをヤフオク!などで販売すると利益を生むことができるのです。
会社が終わって深夜まで、身を粉にして働かないと8万円が得られなかった当時の私に比べたら、自宅にいながらパソコンを使って商品を仕入れることで、それ以上のお金を手にすることができるって、本当にすごいことだと思います。
年に1,500円しか昇給しない給与であっても、会社から帰ってからの時間や休みの日を利用して、真剣に取り組むことで会社に頼らずにお金を得ることができるのです。
会社勤めをしながらアルバイトをしていた過去の私に教えてあげたい!
つくづく、そう思います。
そういったビジネスがあることを、過去の私は知ることができませんでしたが、今、あなたは知っているのです。
しかも、実践者がこのようなブログで、自分のノウハウを惜しげもなく公開しているという大変恵まれた時代なのです。
あとは、やるかやらないか・・・という単純なお話なのです。
アルバイトをすることが果たして今の自分にできるかどうか
「10万円しか・・・」と思ってしまうのも、転売ビジネス実践者のツイッターやブログによると、それ以上の利益を得ている人々が多いので(本当かどうかはしりませんが・・・)どうしても上を見てしまうのだと思います。
でもね、上を見続けたらキリがありませんよ?
本当に大きな利益を得ている人も、最初は1万円・・・3万円・・・5万円・・・と利益を積み重ね続けて、そうなっているわけです。
本日は私の昔のことまで赤裸々に語ってしまいました。
現状に満足している方や、まだ重い腰が上がらない方は、勤め先での業務以外にアルバイトをすることが果たして今の自分にできるかどうかを胸に手をあてて考えてみましょう。
え?私ですか?
二度とやりたくないです!