「最も安価な自己投資」には、多くの反響がありました。
お勧めの本についてのお問い合わせが多かったので、私がこれまで読んだ本の中から、特にあなたへお勧めする本をご紹介します。
私がお勧めする本
「道は開ける」デール・カーネギー
著者のデール・カーネギーは、この本の他に「人を動かす」でも有名です。
ひとことで言うならば「悩み」の対処法について書かれています。
「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ
若い方にこそ、読んでいただきたい名著です。
続編の「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は、同じ解説が何度も出て来て少しくどいですが、こちらの「金持ち父さん貧乏父さん」は読みやすく、お勧めです。
「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー
ボリュームがあるので、読み終えるのに苦労しますが「日々の習慣を変えることで自分が変わる」ことが、具体的な解説と共に書かれています。
よく聞く「Win-Win」の考え方をこの本で知りました。
「原因と結果の法則」ジェームズ・アレン
世に出ている自己啓発書の源流と言われている名著。
ページ数が少ないですが、表現が抽象的で、少し読みにくいとは思います。
何度か繰り返して読むことで理解が深まります。
「今の自分は過去の自分の集体成」という言葉が非常に印象的でした。
「信念の魔術」C.M.ブリストル
少しマイナーですが、定期的に読んでいる本です。
「願望を紙に書いていつも見える場所に貼る」
この本でこのことを知って早速実践してみました。
ルイ・ヴィトン日本支社の元社長が、新入社員にこの本を必ず読ませていたそうです。
自己啓発書を読む時の注意点
ここまでに挙げた本は全て外国人が著者なのですが、もちろん日本人が書いた本にも良書は多くあります。ご紹介はまたの機会に。
さて、これらの自己啓発書を読む時の注意点ですが、書かれている国や時代背景が異なるので、今の自分の状況に置き換えてみる姿勢が大切です。
書かれている内容から普遍的なことを読み取って、あなたの状況に当てはめてみることです。
会社勤めをしている方は、同僚や上司、あるいは得意先や顧客との人間関係に悩まされていることと思います。
家事や子育てをしている方は、家庭の問題や育児の問題について悩んでいると思います。
また、学生の方は、将来に対する漠然とした不安にとらわれているのではないでしょうか。
前回と今回の記事では、直接輸出入ビジネスとは関係のないことを書きましたが、輸出入ビジネスで会社以外の副収入を得たり、将来的な独立開業を目指したりすることも、人間の生き方そのものであると思います。
私たちの先人が後の世の人々に対して書きのこした、このような自己啓発書を読んで自分の生き方に活かすことは、あなたが部下やお子様に対して、さらに後の世の人々に対して生き方を伝えることにもなります。
私は最初に手に取った本をきっかけにして、今ではすっかり読書の習慣がつきました。
漫画しか読まない・テレビばかり観ているという方も、これを機会に、自分自身の生き方を見直すきっかけとして、何か一冊を手にとってみてはいかがでしょうか。