毎年、世間がまとまった休みを取る時期になると、このような質問をいただきます。
三連休、あるいはお盆・年末年始の期間には、ヤフオク!のオークション終了日をどこに設定したら良いですか?
この質問に対する回答は、情報発信者によって様々なので、時間がある方は色んな情報発信者の書いている内容を比較してみるのも面白いと思います。
連休の最終日が最適解
私の見解としては、三連休の場合は最終日、お盆や年末年始も最終日をオークション終了日として設定すると良いと考えています。
連休の初日や中日に終了日を設定すると、ヤフオク!に訪れる参加者が極端に少ないので、あなたの商品を露出させるチャンスも少ないのです。
会社員時代にシフト制で勤務していたので、三連休の際の人員調整にも携わっており、連休の人の動きをある程度把握しています。
その上で、各商品ジャンル別の終了日としてふさわしい曜日を研究したことがあったのですが、一部のジャンルを除いてほとんどが日曜日の夜10時~11時頃に終了日が集中する傾向にありました。
この業界では有名な時間帯
「日曜日の夜10時~11時頃」は輸入ビジネスの業界ではよく知られている時間帯です。
今はなき「オークファン・プロ」では、商品ジャンルごとに落札されやすい曜日や時間帯を詳細にしらべることができました。惜しいツールをなくしたものです。
ヤフオク!では120日前までの落札履歴を調べることができますので、終了日時の項目を洗い出してみて最も多い時間帯が、あなたの扱っている商品のオークションを終了させる時間帯としてふさわしいです。
ちなみに、例外的な一部のジャンルとは学生や主婦層が好むジャンルですが、これらのジャンルは必ずしも日曜日の夜間に終了日が設定されているわけではありませんでした。
なんでもかんでも、「日曜日の夜10時~11時頃」に終わるように終了日を設定すればよいものではないのです。
自分の取り扱っている商品ジャンルを購入する層というのは、商品を発送するときに送り状ラベルに名前を書くと、なんとなくわかりますよね。
在宅している可能性が高い曜日・時間帯を狙おう
インターネットのヘビーユーザー層と言われている「20歳~40歳の男性」は、自営業を除いて何らかの勤め人である可能性が高いので、日曜日はその翌日の月曜日に備えて在宅している確率が高いことから、日曜日の夜間に終了日時を設定することは一定の効果があると見ていました。
三連休の場合、その考察によるとそのまま曜日がスライドしたかたちになって、通常の日曜日に設定するものを翌日の連休最終日(月曜日が多い)にずらして考えます。
そして、年末年始の期間におけるオークション終了日を最終日に設定する理由ですが、これは「仕事始め」に関係があります。
たとえば、仕事始めが7日であれば、その前日である6日には余裕をもって帰省先や外出先から戻っている方も多く、在宅の可能性が高いでしょう。
以上が、連休やお盆・年末年始を迎えた時に、オークションの終了日をいつにするかという私の見解です。
ストアと戦っている人はこの時期がチャンス
なお、オークションストアが強いカテゴリに出品されている方は、チャンスです。
多くのストアでは連休やお盆・年末年始にきっちりと休業を取っていることが多く、休まずに動くつもりであれば、ストアが休んでいる間にも出品しておきましょう。
どこにも出かけずにネットオークションやネットショッピングで済ませてしまうと考えている方は意外と多いのです。