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オークションでのトラブルを避けようとこんなこと書いてない?

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オークションでのトラブル。

それは出品者としては避けたいものです。

面倒ごとを避けるために、オークションの商品説明に色々と注意書きをしている人も多いと思います。

誰だって、落札してもらってからグダグダといわれるのはイヤですし、スムーズな入金と商品の発送で速やかに取り引きを完了させたいと願っています。

今回は、オークションの商品説明に書いてある色々な注意書きについて書いてみます。

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「えっ じゃあ最初の仕入れ資金って5万円だけだったんですか?」
「はい」
「この仕入れ資金でスタートして、1ヶ月の利益が1万円を越えるまでに何ヶ月かかりました?」
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オークションのトラブルは誰だってイヤです

あなたは次のどちらがヤフオク!の商品説明に記載する注意書きとしてふさわしいと思いますか?

A
「神経質な方からの入札はお断りします」

B
「完全な商品をお探しでしたら、
入札をお控えくださいますようお願いいたします」

どちらも商品のリサーチの最中に見かけた商品説明の一部なのですが、内容としては同じことを書いています。

要は、「細かいことをいう人は入札しないで欲しい」という内容です。

転売ビジネスに携わっているものということを脇に置いておいて、一人の落札者の立場として、Aの出品者からは購入したくないと率直に思いました。

「神経質」という言葉は、マイナスの意味しか持っていません。

そもそも「神経質」という言葉は対人でつかうべき言葉ではありませんし、このような書き方をしていると、逆に私たちがこの出品者は過去に何か落札者とのトラブルがあったのではないか?と勘繰られてしまいます。

入札を思いとどまらせるような語句の使用は慎むべき

参加者に入札してもらうためには、その入札を思いとどまらせるような語句の使用は慎むべきです。

「商品を検索で見つける→写真と商品説明文を見る→入札する」

落札者にこのプロセスをスムーズに経てもらうには、落札者が不安がる要因は可能な限り除去しておくことです。

出品者の立場としては、どのような人に落札されるかが全くわからずに不安なので、可能な限り先に予防線をはっておきたい気持ちはわからないでもないのですが、そうすることで落札者の気持ちを無視することになりかねません。

オークションは顔が見えない取引

相手がどのような人であるか不安な気持ちになるのは、何も出品者だけではなく落札者だって同じです。

オークションは顔が見えない取引ですので、判断材料は写真と文字と価格しかありません。

その貴重な判断材料のひとつである文字で、相手を不安がらせるような文言を散りばめておくと、同じ商品を出している他の出品者を探したいという気持ちになります。

もし、過去に細かいことを指摘する落札者に当たったという苦い思い出を、あなたが持っていたとしても、多くのオークション参加者はそこまで言わないものです。

「神経質な・・・」の一文を記載することで、仮に何人かの細かいことを指摘する参加者からの入札を防ぐことができたとしても、裏でその何十倍もの普通の参加者からの入札を逃すという、機会損失につながることもあるのです。

それよりも、私たち出品者側が尽力するべきことは、可能な限りさまざまな角度から撮影した写真を多く掲載して、参加者が質問するまでもないような状態にしておくことです。

ノークレーム・ノーリターンは通用しない

それでも、取引を多く行っていると細かいことを指摘する参加者にあたってしまうことがあります。

その場合は、速やかに先方の言い分を聞いたうえで、なるべくその求めに応じた方が良策です。

なぜならば、クレームを申し立てる顧客はどれだけ注意書きを書いていたとしても、絶対に自分の主張を曲げないからです。これは長年クレーム対応の業種に携わった私の経験上、確かなことです。

プロが教えるヤフオクでのクレームをスッキリ解決する方法
自称クレーム対応のプロである私が、ヤフオク!でのクレームをスッキリ解決する方法について書いてみます。絶対にやってはいけない対応があります。それはクレームをいきなり拒絶することです。まずは一通り落札者の話を聞きましょう。

「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」

この注意書きもあらゆる商品説明で見かけますが、これが有効だったのはオークションでの取引が「個人対個人の取引の場」の色合いが強かった、古き良き時代のことです。

業者が入りまじった現状のオークションでは、残念ながら私たちも業者と同一視されているので、気に入らない商品を業者に返品するためには、絶対に自分の主張は曲げないという姿勢で臨んできます。

返品に応じて戻ってきた商品は、気持ちを入れ替えて再出品しましょう。

今度はきっと良い落札者に巡り会えるはずです。